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2010年07月15日
パーキンソン〜個別援助計画書研修
(社)日本福祉用具供給協会による新人向け研修にてパーキンソン病とリウマチ事例による選定や個別援助計画の作成方法についてグループ討議を行いました。
ここでは病気について学んだことをご紹介いたします。
<パーキンソン病>
脳の中(中脳の黒質)にあるドパミンという物質が減るために、脳から身体への運動の指令がうまく伝わらなくなる病気。
◎症状◎
・無表情 ・声量低下/吃音/加速言語
・姿勢異常(前/横に傾く) ・ふるえ文字(小さくなったり、薄くなったり)
・突進するような歩き方/小刻み歩行/すくみ足
◎住環境・対応の留意点◎
・スロープではバランスを崩しやすい。むしろ敷居や段差の存在のほうが足が出しやすい。
・廊下やトイレ、浴室などの照明は明るめがよい。
・マットレスは柔らかすぎないほうがよい。
・浴槽の出入は、座位移乗だと逆に動作を困難にする場合がある。(脚あげるとのけぞる可能性あり)