2011年01月13日
金沢善智先生をお迎えし第二回目の勉強会を開催いたしました。テーマはパーキンソン病です。下記に数点ポイントをご紹介します。
【パーキンソン病について】
●神経伝達物質であるドーパミンが不足し発症する原因不明の神経変性疾患。
●人口1000人に約1人、岡本太郎・江戸川乱歩・モハメドアリなども患った。
●疾患の特徴:手のふるえ、手足のこばわり、動作を始めにくい・緩慢、転びやすい。
●薬剤の効果によって身体状況の変化が激しい。
【自立・介護生活への配慮点】
●安静にする病気ではないので動けるなら動く。
●手足すくみには手すりや床に一定間隔でビニールテープやマジックで目印をつけると前に進みやすい。
●すり足歩行なのできめ細かい段差解消をする。
●ヤールの分類で3度以上では医療費の公費負担制度があるので管轄の保健所へ申請。
(症状・年収による)
●慣れるためにも早め早めの福祉用具導入がよい。